2010年2月21日

           天候     晴
           コース    草津白根ロープウェイ山頂駅 ⇒ 白根レストハウス ⇒ 芳ケ平ヒュッテ ⇒ 天狗山ゲレンデ駐車場
           メンバー   工場長 ・ 私




      草津はこれまで何度もスキーで訪れたことがある。その草津スキー場のゲレンデトップから、芳ケ平を経由して草津天狗
      まで続くツアーコースには以前から興味があり、一度行ってみたいと思っていた。雪上のツアーコースとしては比較的歩
      きやすく、楽に行けるということなので、会社の工場長を誘って出かけることにした。

   
まずは本白根ゲレンデのトップまで行ってみることに。右手方向に万座温泉が見えてきた。さらにその先には北信五岳の眺め
雲ひとつない最高の天気。振り返ると逢ノ峰
  
リフトを降りたところからの眺め。特徴ある志賀高原の横手山が目の前にドカンと現れる
ツアー出発前に清水沢から石楠花コースを繋いで天狗山ゲレンデまで軽く足慣らしをしてみる
 
パトロールにツアー届けを出してから、いよいよ出発する。時刻は11時過ぎ、少し遅くなってしまったか
はじめの予定では逢ノ峰の山頂から白根レストハウス側へ降りて行くはずだったのだが、数日前におきた雪崩のため通行止めだった
  
逢ノ峰をぐるっと回りこんで反対側までやってきた。ここはまだ道路のため、滑ると言うより歩いているといった感じだ

 
白根レストハウスで国道292号線に出た。草津方面に少し戻ったところからオフピステに入り、芳ケ平ヒュッテを目指す
これ以上ない青空のもと、ゆっくりと進んで行く。それにしてもいい天気だ。上越国境の山々も良く見える
 
一面に広がる白銀の世界。深閑とした大雪原はゲレンデスキーとは趣を異にする。ただ静寂だけが広がる
白根山の湯釜がある火口壁に沿って、北方向へしばらく進めば芳ケ平ヒュッテがあるはず。。。
  
ルートロスしてしまい、工場長とは別々にルートファインディングしていると、ずっと先に芳ケ平ヒュッテを発見
左側には渋峠からのツアーコースが続いている
 
気が付いたら本来のコースとはまったく違うところを歩いていた。岩やブッシュがむき出しの斜面をなんとか滑り降りコースへ戻る
工場長と合流し、あとはのんびりと進んで行く
 
やって来た逢ノ峰方向を振り返る。ヒュッテに着くと勢いよくワンちゃんが駆け寄ってきた。とても人懐っこく、山岳救助犬らしい
あまり犬が得意でない私でもなかなか可愛いと思った
  
ここで少し遅めの昼食とする。ヒュッテで食事を注文しても良かったが、これだけの素晴らしい天気だから外で食べたい
カップラーメンでも、大自然の中で食べれば最高のご馳走になる
  
食事も終わり、そろそろ出発することにする。ヒュッテのオーナーにその旨を伝え、ワンちゃんともお別れ
ここから草津までは6.6km、歩きで1時間30分(夏道の場合)の道のりとなる
 
コース中盤からはスキー場の林間コースっぽいものになる。シーズン中は夏道となり、ここを歩いて行くらしい
右へ左へ曲がりながらの滑走はなかなか楽しいが、メチャクチャ狭いところを通過することが何度かあった
天狗山ゲレンデ駐車場に着き、パトロールへ下山報告を済ませる。あとは再びゲレンデ滑走を楽しむことに


          <あとがき>
           出発前には必ずロープウェイ山頂駅にあるパトロールにツアーカードを提出する。
           芳ケ平ヒュッテまでのルートは思った以上に起伏があり、歩きがメインとなるので普通のアルペン用の
           スキーよりは、踵の浮くスキーのほうがベスト。とは言え、ここをボードで行く人もいるので問題なし。
           マーカー代わりの竹竿がコース上に立てられているとのことだったが、見つけることが出来ず、本来の
           コースから外れていた。
           芳ケ平ヒュッテにはパトロールへ提出したツアーカードの内容が伝えられており、ヒュッテ到着後に管
           理人から名前、人数、今後の予定などを確認される。連絡体制はしっかりとしているので安心できる。
           ヒュッテからしばらくのあいだの斜面は足場が悪く大変だった。


           芳ケ平ヒュッテ
           芳ケ平自然休養林にあり、そばにはキャンプサイトもある。夏になれば湿原を巡るコースが整備される。
           300種類もの植物が自生し、とても雰囲気の良いところだ。そこに建つ素敵なヒュッテでは、名物?
           のワンちゃんが、訪れる人を迎えてくれる。機会があれば、一度泊まってみたいと思った。



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