21赤城山


 手軽に登れるが眺望は抜群
あかぎやま


(1828m)
                                                                           群馬県前橋市・桐生市・渋川市・沼田市


          赤城の山も今宵限り。。。赤城山は関東平野の最奥に位置する上州三山
          のひとつである。鍋割山、荒山、地蔵岳、駒ケ岳、黒檜山などが集合し
          裾野を大きく張った綺麗な姿は、周辺の山からも目を引く存在だ。


 2007年4月27日    

 ・コース
  大洞⇒猫岩⇒駒ケ岳分岐⇒黒檜山⇒駒ケ岳⇒大洞

 ・行き 1時間05分 、 帰り 1時間10分

 ・標高差 466m

 ・歩程 4.0km
  


これまで幾度となくこの山の姿を見てきたのだが、山登りというイメージがなく、ワカサギ穴釣りや山腹の温泉を訪れたぐらい
であった。実は過去に2度この山を登ろうと思い、登山口まで来たことがあったのだが、悪天候のため2度とも断念せざるをえ
なかった。強行しても良かったのだが、いつでも来ることができるだろうと後回しにしていた。3度目の正直の今回はいい天気
である。新しい山靴のシェイクダウンを兼ねてサクッと登ってしまうとしよう。南面道路を通って大沼の畔にある大洞駐車場に
着くと早速準備をし、まずは10分ほど車道を歩いて黒檜山登山道入口まで行った。9時50分スタート。いきなりの急登だ。
樹林のなかを10分も登ると右手の視界が開け眼下には大沼が現れた。すでにかなり登った観がある。再び林の中になるのだ
が、ところどころ残雪があり、凍結している箇所もあった。岩と木の根の急登は会津駒や燧ケ岳での登山を思い出した。途中、
何組かのグループを追い抜いた。1時間ほどすると駒ケ岳への分岐にでたので、ここを左に進むとすぐに黒檜山の山頂に到着し
た。風があり、気温が低かったせいで、汗をかく間もなく登ることが出来た。山頂からは北側の山々の眺めが素晴らしかった。
谷川岳から上州武尊、燧ケ岳、日光白根に続く銀嶺は飽きることなく見ていたいパノラマである。しばらく景色に見惚れている
と、後続のグループが登ってきたのでそろそろ下山することにした。帰りは駒ヶ岳山頂を経由して大洞までのルートだ。駒ケ岳
へは一旦下って軽く登り返すのだが、ここはミニ縦走といった感じで楽しいところである。目の前に地蔵岳とその横に小沼も見
える。30分で駒ケ岳山頂に到着したが、そのまま下って大洞登山口を目指した。木の階段をジグザグに下り続ける。こちらの
登山道はとても整備されているのだが、何箇所かあった鉄階段はあまり似つかわしくない気がした。黒檜山から1時間10分で
下山終了、赤城山を終えた。


 
                 道路脇の登山口                                大沼を一望する

 
                ひたすら続く急登                               黒檜山からは好展望

 
             奥白根山と皇海山と男体山                             武尊山と燧ケ岳

 
                   谷川連峰                              黒檜山大神が祭られている

 
          駒ケ岳へと続く尾根道と、向こうに小沼                       駒ケ岳にも寄ってみた




        <山行後記>
          ようやく登れた赤城山。黒檜山までの行程は終始急登が続くが、ゆっくり登れば
          たいしたことはないが、あまり面白味もない。しかし、山頂からの眺めは最高で
          1時間そこそこでこの眺めを手にすることができるのはとても魅力である。





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