Touring4

北海道ツーリング 2006 Part1
すっかり北海道ツーリングの魅力にとりつかれてしまい、今回で早くも4回目となりました。
バイクの旅にもだいぶ慣れてきたので、走りながら周りの景色など堪能しつつ、道東を巡っ
てきたいです。また、2日目と3日目の温泉もとても楽しみです。
2006年7月19日〜23日
1日目 札幌〜夕張〜桂沢湖〜芦別〜富良野〜美瑛〜旭川 【 旭川トーヨーホテル 】
2日目 旭川〜層雲峡〜上士幌〜足寄〜留辺蘂〜美幌〜川湯温泉〜雌阿寒温泉 【 国民宿舎野中温泉 】
3日目 雌阿寒温泉〜阿寒湖〜釧路〜厚岸〜別海〜弟子屈〜川湯温泉 【 湯の閣 】
4日目 川湯温泉〜阿寒湖〜足寄〜上士幌〜清水〜日高〜夕張〜札幌 【 札幌ガーデンパレス 】
5日目 札幌〜小樽〜積丹岬〜岩内〜倶知安〜喜茂別〜定山渓〜札幌
Kawasaki ZZR400
水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ 総排気量 399cc
最高出力 39kw(53ps)/11000rpm 最大トルク 37.2N・m/9000rpm
全長 2070mm 全幅 695mm 全高 1175mm 乾燥重要 197kg
燃料タンク容量 18L
今年もやってきました、北海道。夏といえばツーリングです。今回は5日間あるので、けっこう走れるでしょう。そして
相棒はZZR400。昨年のツーリングで一度乗っているので、だいたいどんな感じのバイクかは分かります。それでは
これより北海道バイク旅の始まりです。
初日は旭川まで行きます。そういえば昨年の一番最後に泊まったのが旭川でした。まずは国道274号で夕張まで行
きます。次に国道452号で芦別までです。この道は交通量が少なく快適です。少ないと言うより、ほとんど車が走って
いないです。最高ですね。途中の桂沢湖の畔にあった宿でちょっと遅めの昼食にします。ジンギスカン丼なるものを食
べてみました。まあまあでしたが、うん〜っ?ちょっと微妙かな。芦別に着くと、次は富良野です。そう言えば、食後の
デザートがまだでした。せっかく富良野へ来たのですから名物のメロンでも食べておきますか。旭川まではあと少しで
す。のんびり行くことにします。
昨日は早く床についたので目覚めはスッキリです。2日目は雌阿寒温泉まで走ります。温泉が楽しみですね。車の多
い旭川市街を抜けると、流れはスムーズになります。愛山渓ドライブインで朝食にします。名物だという「舞茸ラーメン」
をいただきました。天然の舞茸が入った塩味で、たいへん美味しいです。ここ上川町はラーメンが有名だということを
初めて知りました。層雲峡を過ぎると道は北見方面と帯広方面に分かれます。ここは帯広方面へ国道273号を南下
します。大雪湖を見ながら走ると三国峠がまっています。道内最高所の峠だけあって凄い眺めです。上士幌までは超
快適なクルージングであっという間でした。足寄を経由して目指す雌阿寒温泉まではすぐですが、まだまだ時間はあり
ますので、留辺蘂から美幌へとだいぶ遠回りをすることにします。この区間も気分良い走りが楽しめます。対向のライ
ダーとも軽やかにピースサインの交換をします。屈斜路湖を望む美幌峠は昨年も通りましたが、やはり素晴らしいとこ
ろです。さて、間もなく本日の宿、雌阿寒温泉か見えてきました。ここの温泉はなかなか良さそうなので、今夜は楽しみ
です。
3日目になりました。朝食を食べ、朝風呂にも入ったところで出発します。今日は川湯温泉までです。ここからだと1時
間ちょっとあれば着いてしまいますので、また遠回りします。いったん阿寒湖に出て、国道240号で釧路方面に向かう
ことにします。なんとか持っていた天気も、ついに雨が降ってきてしまいました。途中のパーキングエリアで雨具を装着
します。釧路市に入ると、少し早いですが昼食にします。白糠にある道の駅では豚丼が人気らしいので食べてみました。
さて、再び走ることにします。釧路市街から厚岸へ向かって走っていると、道の脇にある牧場に一羽のタンチョウを見つ
けました。そう言えば釧路湿原はタンチョウの繁殖地として知られています。次に国道44号から別海町で国道243号
に入ります。ここからの道もすこぶる爽快です。天気は悪いですが、弟子屈の手前までほとんどノンストップでのクルー
ジングに酔いしれます。ここまで来れば川湯温泉はすぐそこです。今夜も温泉が楽しみですね。宿は昨年泊まったとこ
ろです。確か露天風呂が大きくて気持ち良かったでした。
早くも4日目です。今日は札幌へ戻ります。ゆっくりめの出発になりましたが、さあ、元気に走りましょう。阿寒湖までの
阿寒横断道路は、やや勾配がきつく、急カーブの連続する道です。しかも、観光バスなど交通量も多いので、あまり好
きではありません。ある意味で、北海道の国道では珍しいものだと思います。それでも足寄まではスピードに乗った気
分のいい走りができます。足寄湖の道の駅で休憩し、先を急ぎます。上士幌、鹿追と碁盤の目状の道を越え、しばらく
行くと日勝峠になります。標高の高いところですが、生憎すっきりとしない天気のため展望は楽しめませんでした。あと
は石勝樹海ロードをずっと西に辿って行き札幌を目指します。さて、ホテルに到着し、ひといきついたところで夕食のた
め外出することにしました。大通り公園では「大通納涼ガーデン」が開催されていました。これは「さっぽろ夏まつり」の
一環で、大規模なビアガーデンが名物となっているそうです。
いよいよ最終日の朝を迎えました。今日は飛行機の時間に合わせて札幌へ戻ってくればいいので、どこを走るかはと
くに決めていません。部屋のベッドの上に地図を広げ、ルートを考えます。とりあえず小樽に向かうことにしました。その
あとは未定ですが、ホテルでは朝食をとっていないので、寿司でも食べようと思います。ベルトコンベアーで廻っていない
寿司はさすがに美味かったですが、ちょっと値が張ります。小樽を後にすると次は積丹岬に向かいました。海岸線に沿
ってウニを売っている店をよく見かけます。ウニはそれほど好きではありんせん。バイクをほどなく走らせると積丹岬に
到着しました。積丹ブルーと呼ばれる青い海と断崖の景観が美しいところですが、あいにく今日は天気が良くありません
ので自慢の海の色もさえませんでした。再び走ります。積丹半島をぐるっと回り岩内までやってきました。ここで海とはお
別れです。倶知安の町を抜け、後方羊蹄山を横目で見ながら喜茂別まで走ると、あとは札幌までのラストランとなります。
中山峠を快調に飛ばし、定山渓を過ぎると札幌の街が見えてきました。
(画像はありません)
