![]() ![]() 3年前のスキーツアーで訪れた芳ケ平の雰囲気がとても良かったので、雪のないときに一度 来てみたいと思っていた。花の時季を逃してしまい、台風シーズンの合い間をついての山行
となってしまった。
![]() ![]() ![]() 弓池の駐車場に着いたころは霧雨が降っていたが、何とか上がってくれた。曇り空にも関わらず多くの観光客で賑わう 2本目のバスに乗って渋峠まで、車窓からは志賀高原や雲に浮かぶ北アルプスの眺めが楽しめた 渋峠ホテルの前の道路を渡ったところにスタート地点がある。11時過ぎに出発
![]() ![]() ![]() 歩き出してしばらくは岩がゴロゴロした道を緩やかに下って行く ダマシ平というところ。雪が積もればルートロスもありそうだが、今はまったく問題なし 笹が刈り払われた開けた中を進んで行く。雨で足元がぬかるんでいる箇所もある
![]() ![]() 道はやがて木道に変わり、前方に白根山が現れた 目指す芳ケ平が見えてきた。小さくヒュッテが佇む様は、まるで箱庭のようだ ![]() 芳ケ平から白根にかけてのルートがよく分かる。芳ケ平湿原の池塘がなかなか良いアクセントになっている こちらから見る白根山は緑豊かな装いをしている
![]() ![]() ![]() 芳ケ平湿原を周遊するルート。20分ほどで回れるらしい 芳ケ平ヒュッテに到着。ゆっくり歩いても渋峠から1時間10分だった。3年前にスキーツアーで来たとき以来だ その時と同じように近くのキャンプサイトでランチタイム。この周辺には約300種類の植物が自生するという
![]() ![]() 食事後、白根の駐車場に向けて出発。こちらから見る芳ケ平もなかなか良い感じ 整備された道はいたって快適だ。左手には雲海に浮かぶ上越国境の山々が ![]() ![]() ![]() この辺りまで来ると、荒涼とした風景が広がる。この山が活きていることを実感する 白根まであと少しというところで一瞬ガスに包まれてしまった 白根山の火口壁を南側から見る。有毒ガス発生のため、湯釜への中央展望台コースは閉鎖中。西側展望台を利用するとのこと
![]() ![]() ![]() 逢ノ峰が近付き、次第に喧騒の中へ 間もなくゴール。名残惜しそうに後ろを振り返ってみる
14時30分、白根レストハウスに到着。依然として観光客で賑わいを見せている
山のあとは温泉に 山を下りると草津温泉の常宿に入った。毎年2回は訪れているが、そのほとんど がスキーシーズンだ。今回は宿の女将さんから「あら○○さん、まだ雪積もって
ないけどどうしたの?」と言われてしまった。こんな時季にやって来たのが珍し
いらしいが、こちらからすれば山のあとの温泉はいつものこと。それがたまたま
草津だっただけなんだが。まあ、最近ではスキーでやって来ても、温泉のほうが
メインになっている気もするけど。。。
<あとがき> バスとロープウェイを使えば草津まで足を延ばすことができ、他のルートも使え る。ルートは危険な箇所も無く明瞭で、のんびり歩くにはうってつけだ。緑豊か
な前半と荒涼とした後半、変化に富んだ風景が楽しめた。紅葉の盛りには少し遅
かったが、次回は花の季節に来てみたい。
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