今年初めての山歩きは茅ケ岳に行くことにした。ここは日本百名山の著者である深田久弥終焉
         の地だ。日本百名山を目指したこともあり、これまで何となく登ってみたいと思っていた山だ
         った。
   

         2014年7月6日

           天候     曇
           コース    深田記念P ⇔ 女岩 ⇔ 茅ケ岳
           歩程     7.0km
           標高差    764m
           行動時間  4時間00分


中央道の韮崎ICから昇仙峡方面に向かうと、登山口までは一本道で分かりやすい。深田記念公園の駐車場にはまだ数台しか車
がなかった。準備を済ませると早速歩き出した。登山道は段差のない緩やかな道で、ほぼまっすぐに続いている。辺りはアカマ
ツやコナラなどの広葉樹に囲まれており、その中をゆっくりと進んで行く。今は梅雨のまっただ中ということで、空はどんより
としており、樹林帯の中がより鬱蒼としたものに感じられる。雨が降っていないだけでも良しとしたい。20分歩くと林道に出
たので、これを越えて先へ行くと、道は次第に傾斜を増した岩混じりのものに変わった。女岩は水源となっておるが、ロープが
張られて近づくことは出来ない。実は初めこの女岩を目指して歩いていたのだが、これが女岩とは知らず、そのまま通過してし
まったのだ。この先を大きく右に回り込んで行くとさらに斜度が増すが、それもすぐに終わり尾根に出た。尾根上は風が吹き渡
りとても心地が良い。本日初めての展望ポイントだが、曇り空ではそれも期待できない。立ち休憩をしたあと再び歩き出すとす
ぐに深田久弥終焉の地となった。小さな石標が建てられ、その脇には花が手向けられていた。そこから20分ほど歩くとやがて
茅ケ岳に到着した。上空は青空の覗いているところもあるのだが、全体的に雲が広がっているためほとんど景色を楽しむことは
できない。一時姿を見せていた金ケ岳もすぐに雲に隠れてしまった。その金ケ岳と茅ケ岳をセットで登る人が多いようだ。天気
が良ければ行ってもよかったが、今日は足慣らしだし、茅ケ岳に着いた時点でその気も失せてしまった。しばらく休んだあと下
山に取り掛かった。


  
  時間が早かったので駐車場は余裕がある      初めは緩やかな道をのんびりと           ここで林道を横断する

  
   女岩には近づけなかった(下山時)         女岩から先は急な登りとなる           深田久弥先生、安らかに

 
        茅ケ岳に到着。曇り空では景色は楽しめず         お隣の金ケ岳が顔を覗かせた一瞬。向こうのほうが眺めが良さそう




              <あとがき>
          梅雨時なので天気がいま一つだったのは仕方がない。もう少し楽に登れる山と思
          っていたが、意外と登りごたえがあり、その分いい足慣らしにはなった。時間が
          早かったせいか、人も少なく静かに歩くことができた。金ケ岳は気になったが、
          もし次に来ることがあればその時にとっておくことにしよう。







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