昨日の霧島に続いて、今日は予定通り開聞岳である。開聞岳は薩摩半島 の南端に位置しており、標高千ｍに満たないながら綺麗な円錐形の姿は なかなか存在感がある。 【 宮崎空港 --- 霧島山 --- 鹿児島（泊） --- 開聞岳 --- 鹿児島空港 】
鹿児島市から登山口のあるふれあい公園に到着。一番奥にある駐車場に車を停め、１１時３０分に登山開始。スタート地点は２ 合目になる。南国っぽい鬱蒼とした森の中といった感じの登山道で、よく拓かれていて歩きやすい。昨日の疲れも現れず、まず はいい調子。しかし、木々に遮られ陽が当たらないものの、風も当たらないので早くも汗が流れ出てきた。のんびりと登って行 き、５合目を過ぎると左側の視界が徐々に開けてきた。今日は入山者が多いのか、下山者が次々とやって来る。本格装備の人か ら散歩がてらやって来たような人までいる。７合目を過ぎるとだいぶ眺めが良くなってきた。海からの風が心地良い。単調な道 に少々飽きてきたところなので、この景色にはほっとするものがある。９合目まで来ると、残り０.４ｋｍだ。ここからは道がだ いぶ狭くなり、岩場になったり、また梯子を登ったりしながら、やがて山頂へと到着した。山頂からは眼下に池田湖や長崎鼻 が、また太平洋の広がりを望むことができた。   開聞岳全景 ふれあい公園の駐車場   ２合目から登り始める 鬱蒼とした森の中に道が続く   ７合目過ぎからの長崎鼻の眺め 仙人洞はそのまま通過   山頂はすぐそこですね 標高は低いが、そのほとんどを自分の足で稼がなければならない 想像以上に高度感のある山頂だった   麓に広がる平野部。その中に池田湖が見える ＜山行後記＞ それほど時間をかけず手軽に登れる山で、たくさんの登山者が訪れていた。登山道は変化 に乏しく、山頂までは同じような道が坦々と続くので、おもしろみがなかった。しかし、 山頂からの海の眺めは素晴らしかった。
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