63伊吹山


 林道終点からの速攻登山
いぶきやま


(1377m)
                                                                                    滋賀県米原市
                                                                                    岐阜県揖斐郡揖斐川町



                         【 伊吹山 --- 中津川(泊) --- 恵那山 


         
 2008年6月6日    

 ・コース
  林道終点3合目⇔伊吹山

 ・行き 1時間20分 、 帰り 55分
                  
 ・標高差 657m
          
 ・歩程 7.2km
  


滋賀県最高峰の伊吹山だが、簡単に登れる山なのでさっさとやっつけてしまいたかった。早朝に自宅を出発すると中央道、名神
道を走り関ケ原までやって来た。
伊吹山ドライブウェイを使えば山頂へは僅か20分ほどで立つことが出来るが、3000円というバカ高い通行料を取られてし
まうし、なによりこれでは登山の価値が無い。ということで、ロープウェイ乗り場から続く林道で3合目まで行くことにした。
この林道だが入口に通行禁止の看板がかけられていたが、閉鎖されているわけではないので構わず進入していった。林道を10
分進むと3合目にある駐車スペースに到着。そこから山頂を目指すことにした。花菖蒲が咲くスキー場のゲレンデの中を歩き始
めると、目の前には伊吹山の山頂部分が展開し、とても開放感がある。この景色を眺めながらリフト1本分を進むと、道は右側
の森の中へと続いて行く。毎度のことながら歩き出しは足が痛むのでゆっくりだ。スタートから15分で5合目に到着した。こ
こにはベンチとテーブルが置かれ、また飲料の自販機まで設置されていた。1合目から歩いてきた人にはここで本格的な休憩と
なるようだが、こちらは休まず先を急ぐことにした。この先は潅木帯となり、終始眺めの良い登山道が続いていた。眼下には先
ほどのスキー場と、その先には琵琶湖の東岸を俯瞰できた。曇っているが、のびやかな眺めだ。避難小屋を過ぎると7合目で、
標高は1000mを越えた。この辺りから道の両側には綺麗な花々が現れ始めた。花が咲いているといつも歩く速度が緩んでし
まう。1時間で8合目に到着した。ここにもベンチとテーブルが置かれ、傍らには祠が建てられていた。そろそろ小休止にしよ
う。再び歩き始めると登山道には大きな石が目立ち始めるが、斜度はこれまでと変わりなくまったく問題ない。5合目からひた
すらジグザグに登り続けるとやがて9合目だ。ここは下から見えた小さな鞍部である。初めは左側のピークが山頂かと思ってい
たが違っていた。分岐を右方向に5分ほど行くと伊吹山山頂に到着した。山頂には数人しか居らず、ひっそりと静まり返ってい
た。一帯を覆う雲がそんな雰囲気を増しているようだ。ドライブウェイからは観光客が手軽に訪れることが出来るので、そんな
人たちのためにか大きな売店や食堂が何棟も建てられており、さながら海の家といった風情だ。売店のおばちゃんと雑談しなが
らしばらく休憩し、その後は景色も楽しめないのでさっさと下山することにした。


 
           林道の終点が3合目になる                     リフトに沿って歩いて行く。正面が山頂だ

 
          5合目の休憩ポイントは通過                だいぶ登ってきた。曇っているがなんとか琵琶湖が見えた

 
             立派な避難小屋                             8合目で休憩することにした

 
            ここで二手に分かれる                              山頂にある建物群

 
          1時間20分で伊吹山に到着                         ご覧の通り眺めなし。残念

  
      売店のおばちゃんを捕まえてしばらく雑談する




        <山行後記>
          観光道路を使わなくても、それほど時間を掛けずに山頂に立つことが出来、足慣らし
          には丁度良い。本格的な花の見頃には少し早かったか。山頂では雲が広がってしまい
          景色は望めなかったが、静かでのんびりとした山行を楽しむことが出来た。



        6月7日 恵那山





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